質問

問題が生じない限り、シフルは大丈夫であると考えている者に対する決まり

ある人がルカイヤを使っていたのですが、役に立たないと思って、シフル(魔術や妖術)を使うようになりました。かれは問題がない限り大丈夫であると思うといっていますが、どうでしょうか。
回答
回答

アッラーに讃えあれ。 シフルは悪であり、クフルである。病人がクルアーンやドゥアを唱えて治らない場合は、薬も効目があるとは限らないと見なすべきである。治療がすべて望ましい結果を出すわけではない。アッラーは長い間回復を遅らせる場合があり、またその病気が原因で死ぬこともある。治療で必ず病気が治るとは限らない。クルアーンを唱えて治療しても治らないからといって、シフルに助けを求める口実にはならない。シャリーアに定められた、許される方法を使うことが命じられており、ハラームの方法を使うことは禁じられている。預言者 (かれに平安とアッラーのご加護を)は申された。「アッラーのしもべたちよ、治療を求めなさい。しかしあなたがたに禁じられた治療を求めてはならない。」また彼 (かれに平安とアッラーのご加護を)の言葉が伝えられている。「アッラーは、あなたがたに禁じられたもので、あなたがたを治療されることはない。」 すべてはアッラーの御許にあり、かれに栄光あれ。かれこそがお望みになるものを癒され、またお望みのままに病と死を命じられる。アッラーは仰せられた(意味の解釈)。 「もしアッラーがあなたに災厄を下されるならば、かれの外にこれを取り除くものはない。もしかれが、あなたに幸福を届けられるならば、本当にかれはすべてのことに全能であられる。」 [家畜章 6:17] 「もしアッラーがあなたに災厄を下されるならば、かれの外にこれを取り除くものはない。もしかれが、あなたに幸福を望まれるならば、かれの恩恵を拒否するものは何もない。かれはそのしもべの中、お好みになられる者に、それを下される。本当にかれは寛容にして、慈悲深くあられる。」 [ユーヌス章 10:107] ムスリムは忍耐強くアッラーの報奨を求めなければならない。アッラーがお許しになる方法に自らを戒め、アッラーが禁じられることを自覚すること。そしてアッラーの命令こそが有益であり、かれの命令を元に戻せないことを信じなければならない。アッラーは仰せられる(意味の解釈) 「本当に、何かを望まれると、かれが『有れ』と御命じになれば、即ち有る。」 [ヤー・スィーン章 36:82] 「そしてアアラミーン(人類、ジン、万有物)の主、アッラーのお望みがない限り、あなたがたはこれを望むこともできない。」 [包み隠す章 81:29] また他にも類似のアヤが多くある。
マジュムー・ファターラ・ワ・マカーラト・ムタナッウイアーリ・サマーハタル・シェイク・アル・アッラマー・アブダル・アジージビン・アブダッラー・ビンバーズ(彼にアッラーの御慈